福田屋見学会@琵琶湖周航の歌 100周年記念ニューイヤーコンサート

琵琶湖周航の歌が生まれて今年2017年は100周年です。
発祥の地の候補として、改装中の福田屋の見学会が行われました。

嘉田由紀子氏が今津の町を案内されながら
約40名の参加者が福田屋を見学して頂きました。

改めて福田屋について 短文おこしておきます。

 福田屋は明治当初から営業し、饗庭野陸軍演習場に来る陸軍高官や、地元有力者の会食や宿泊所として、賑わっていた。長く地元で最高の料理旅館の地位を保ち、戦後進駐してきた米軍や有名な映画スターも宿泊している。湖上交通の拠点としての今津の繁栄とともに福田屋も賑わっていたが、道路や鉄道の発達で浜の賑わいが遠ざかり、ここ10年程は雨漏りが進むなど老朽化も進んで手がつけられない状態だった。

 大阪で飲食店などを多数経営し、高島市内では新旭水鳥観察センターやカフェラックを経営する(株)モアイが、2013年夏から福田屋の改修に取り組んでいる。移住して農業をしている地元の若者グループも解体作業に携わり、大阪船場の古民家を蕎麦屋に改修するなど実績のある大工が修復を取りまとめている。浜通り沿いの建物からは明治8年の棟札も見つかりました。

 少なくとも130年以上営業している老舗の歴史を継承し、形だけではなく、格式と賑わいを取り戻していきたい。地元の誇りとなってきた福田屋を、時代の変化に合わせて蘇らせ、高島の本当の良さを世界に提案していきたいと考えている。
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琵琶湖周航の歌 100周年記念ニューイヤーコンサート ~Lefa~
平成29年1月7日 今津中浜 泉慶寺
主催:NPO法人たかしまプロデュース

解体作業は終わり、補強修繕中です

2015年に入り、解体作業は終了しました。
現在は、大工さんが補強作業をされています。

ひどいもので、柱はスカスカ、全然支えてないところがあちこち
あちこち木材を追加しています。

今夏に本格的に修築作業に取り掛かります。

京都新聞に掲載されました(2015年1月21日)

棟札が見つかりました

建物を建てたり修築したりした時の記念につけられる棟札
福田屋道沿いの棟の屋根裏に上って、ようやく見つけました。

屋根裏で見つかった棟札

屋根裏で見つかった棟札

数本の葦や扇骨と共に 縄で縛ってありました。

数本の葦や扇骨と共に 縄で縛ってありました。

隣の柱には 重ねられた板が。

隣の柱には 重ねられた板が。

棟札の年

棟札を高島市の文化財課の方に読んで頂くと、
紀元貳千五百三十五年亥と読めました。

皇紀で亥の年、明治8年1875年で間違いないでしょう。

遅くとも明治4年までに現在の福田屋の番地に移ってきた善三が
明治9年旅宿の鑑札を受けていることから
その頃に現在の福田屋の建物が、今の形になったと考えられます。

壁から出てきました

日付と金額とお魚の種類と重さが書いてあります

土壁を壊していると、こんな紙が出てきました。
とある一行には、
「五月六日 九十二銭 ニゴロ三百七十匁 」
などと、お魚の種類がいろいろ書いてあります。

「アイ」や「大モ」ってなんでしょう?

おうみ映像ラボ・見聞会 × 浜の料亭「福田屋」 再生プロジェクト

修復中の福田屋を利用して、高島市内の伝統行事を捉えた映像の上映会をいたします。

「おうみ映像ラボ(https://www.facebook.com/omieizo.lab)」という滋賀県内の有形無形の資源や文化を記録する映像の発掘・発信をされているグループが、「おうみ映像ラボ・見聞会」と題した上映会を行います。
「風と土の交藝 琵琶湖高島2014(http://kazetotsuchi.musubime.tv/)」という高島市内の手しごと作家さんのアトリエや工房を巡るイベントの中の「風と土の交座」です。

解体途中の1階や、戦後に進駐軍や映画スターが泊まったという2階の客室が見られます。

■日時:12/6(土)11:00~16:00
■参加費:500円(お茶付き)
■定員:当日参加OK(申込不要)

会場は北国街道の琵琶湖畔、近江今津にて料理旅館だった『福田屋旅館』。道沿いの建物は江戸時代、琵琶湖に近い奥の建物は昭和13年に建てられたそうです。現在、大規模改装中です。
その改装途中の建物の部屋を会場にしまして、高島市内のお祭りなどの映像を常時上映します。

ストーブとこたつと温かい飲み物で暖を取れればと考えていますが十分、温かい服装でお越しください。

上映予定の部屋からさざ波が聞こえます。
生まれ変わる途中の「福田屋」へ、
ふらっとお寄りいただければと思います。

■上映予定映像
シイラ祭、弘川祭、川上祭、びわこ祭、六斎念仏祭、
オショライサン、神縄吊り、八朔祭、イノコ行事、
ブマ屋、大溝祭、麻生シイラ祭
各10分~60分の映像です。

※名称に関して
『料亭「福田屋」』とございますが、福田屋は「料理旅館」として営業されていました。
校正の際の手違いで、名称が残ってしまいました。どうぞご了承下さい。

瓦を乗せています

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雨漏りしていた屋根を直して 新しい瓦を乗せています

これまでの屋根はすぐ前の道路に水道を通したりする工事の頃から漏るようになったそうです。
なんとか直そうとされたものの、雨漏りは止まらなかったとか。
また雪が積もると何度も上って雪下ろしをしたそうです。

新しく葺き直して、ようやく福田屋が生き返ります。

解体が始まりました

いよいよ解体作業が始まりました。

まずは屋根の修復作業をしやすくするために
道路から中庭までを解体してしまいます。

この部分はおそらく江戸期の建物です。
構造材は、今のような角材ではなく様々な形をしています
繋いだり支えをしたりと、何度も何度も修復や改修をされています。

どうしてこうなっているのか、
先人たちの手のあとを眺め 話をしながら 解体作業を進めました。

 

着工に向けてお祈りしました

お祈りいたしました

斜め向かいの住吉神社から宮司さんをお迎えして
無事に、福田屋の修築が終えられますよう お祈りいたしました。